Buying Guide

下取り価格ってどのように決まるの?

車を買い替えて新車を購入する場合に気になるのは、現在の車の下取り価格ですよね。
各社によって下取り価格に差はありますが、見ている項目は同じです。
ここでは、どの項目をチェックして下取り価格を決めているのかをご紹介します。

下取り価格を決めるチェックポイント

下取り価格は大きく以下2つの項目をチェックします。
それぞれの項目について、標準状態と比較して良い状態なのか、
悪い状態なのかで加点、減点して決まります。では、以下詳しく見ていきましょう。

車両の状態

車両の状態を見る上でのチェックポイントは大きく3つです。
内装・外装
外装・内装の傷や汚れがないか、内装はペットやたばこの臭いがしないかなどをチェックします。
電装
カーナビ、ドライブレコーダー、レーダー探知機、後部モニターなどの電装品の状態も下取り価格を大きく左右します。
エンジン・足回り
エンジンの異音、プラグの状態、修理歴の有無などをチェックします。改造がされている場合なども減点の対象になりえます。

車両の価値

車両の価値は6項目でチェックします。
装備品
カーナビ、アンチロックブレーキシステム、本革シートなど、社内の装備品があると標準価格よりも価値が上がります。
タイヤ溝
タイヤの溝が5mm以上であれば、加点、以下であれば浅いと判断され、減点対象となります。
車検の残り期間
車検の残り期間は4カ月を基準とし、以上、以下で価値を図ります。
走行距離
平均的な年間走行距離は普通車で10,000㎞とされています。年式と総走行距離から算出された年間走行距離が、平均を上回るか下回るかで査定額が変化します。
自賠責
自動車事故の被害者救済を目的としている自賠責保険の残り期間は3カ月を基準とし、査定されます。
必要書類
法定点検の内容を記録する定期点検整備記録簿や取扱説明書も査定の金額に影響します。必要がないからと言って捨てたりせず、しっかり保管しましょう。