Buying Guide

車にかかる費用は?

初めて車を購入される方は、購入すると結局いくらかかるのか?どんな支払いの仕方があるのか? 維持費はどのくらいなのか?購入前には知っておきたいが、いまいち分からない…という方も大変多いかと思います。そこで、今回は気になるクルマの購入・維持にかかる費用を徹底解説します!
車の購入価格について

車を購入する際にかかるのは、まず本体価格です。

車種によって、価格は千差万別ですが、こちらはカタログにも記載があるので、いくらかかるかは比較的わかりやすいですね。

次に、オプション費用がかかります。

これは、どのようなオプションを選ぶかにもよりますが、一般的なものとしては、バックモニター(標準搭載車種も有)、ETC車載器、フロアマット、ボディコーティング、加えて最近ではドライブレコーダー等は、 とくにオプションで付ける方が非常に多くいらっしゃいます。上記のオプションを付けた場合だと、車種にもよりますが、合計で約20~50万円ほどになります。

さらに加えて、購入時に自動車税・重量税などの税金が数万円かかります。

こちらは車種によって、エコカー減税が適用される場合はほとんど費用がかからないケースもあります。
車の購入方法について

これらの購入価格の支払い方法として、主に下記の3種類があります。

一括支払い
こちらはそのまま、購入時に一括で購入金額の全額を支払う方法です。
残価設定型クレジット
ディーラークレジットの一種で、指定年数後にディーラーが一定の金額で車を買いあげることを前提に、買い上げ金額分を差引き、差額だけを分割払いで支払う方法です。近年では、分割払いでの車購入者の約7割が、こちらの残価設定型クレジットを組んでいるというデータも出ています。例えば、「5年後に車を買い替える予定で250万円の新車を購入、5年後の車の価値(残存価格)が80万円と見込まれる」という場合、250ー80万円=170万円を5年間で分割払いすることになります。5年後には、車を返却(引き渡し)するか残存価額の80万円を支払って乗り続けるかが選べます。できるだけ1ヵ月あたりの支払い額を抑えたい人に向いています。 したがって、クレジットの組み方次第では、月々の負担額を1~2万円に抑えて憧れの新車を購入することもできちゃいます!
自動車ローン
車の購入費用をディーラーからローンで貸し付けてもらう方法です。マイカーローンを利用することで、分割で車両代金を支払うことができます。5年以上の長期にわたり乗り続ける想定の場合、このお支払方法がおススメです。
維持費について

購入後にも車は維持費がかかります。一体何にいくらかかるのか?項目ごとに解説していきます。

駐車場代
自宅に車庫が無い場合、月々の駐車場代がかかってきます。居住地によっても異なりますが、数千円~数万円の賃料がかかります。
ガソリン代
走行量に応じてかかる費用がガソリン代です。こちらも車の燃費・走行量によって費用は大きく変わってきますが、全国平均で年間約7万円といわれています。
任意保険料
多くの方は加入している任意保険料も維持費としてかかります。補償内容・運転経歴・年齢等によっても大きく変わってきますが、30代で年間平均7万円前後と言われています。
自動車税
自動車税の支払い額は、クルマの排気量によって変わります。普通自動車であれば年一回・約3~10万円がかかります。
車検費用
車検は新車登録から3年後と、その後は2年おきに受けることが義務付けられています。普通自動車であれば約6~20万円ほどの費用がかかります。
メンテナンス費・修理費用
こちらはどの程度手を掛けてお手入れをするかによって支出額は大きく変わりますが、万が一、ぶつけてしまった際や事故を起こしてしまった際に備えて、ある程度のお金の余裕を持っておくことは常に必要でしょう。